美しい見た目を維持するには素材選びが重要。

家

家の外観の美しさをキープしておきたいのであれば、外壁に使用するシーリング材や塗装についての知識を知っておくと便利です。シーリング材ひとつにしても色々なタイプがあり、それぞれ特徴も異なります。塗装についても同様です。自分の家の外壁にはどんなシーリング材や塗料を使えばいいのか、外壁塗装会社の人ともよく相談して最適なものを選ぶようにしましょう。

外壁タイルの塗装の種類

汚れたタイルに使用するペイントリフォーム

外壁タイルの汚れは基本洗浄で取り除くことができるのですが、中には汚れが染みついて洗浄では落としきれない汚れもあります。だからと言って、汚れをそのままにしておくわけにもいかないですし、新しく張り替えるとなると高い費用が必要になってしまいます。そんな時にはペイントリフォームがおすすめです。タイル用のプライマーで外壁を美しく生まれ変わらせることができます。

塗装中

外壁タイルを保護する塗装

汚れを寄せ付けず、タイル地の風合いを損ねないクリヤー塗装

外壁のデザインが複雑だったり、レンガ調の外壁だったりすると、色のついた塗料で塗装することができません。そこで最適なのが透明な塗料で塗装をする「クリヤー塗装」です。クリヤー塗装に使用される塗料は、通常の上塗り材とほとんど変わりません。主にウレタン樹脂やシリコン樹脂、フッ素樹脂があり、さらに水溶性と油性にタイプが分かれます。今のタイルのデザインや風合いをキープしたいのであれば、クリヤー塗装をすると良いでしょう。

白い壁

撥水性(はっすいせい)を高める浸透吸水防止塗装

外壁タイルは劣化により剥がれてしまったり、浮いたりしてしまいます。これらの劣化の原因は湿気や雨水などの水分です。水分が劣化したタイルの隙間から壁の中に侵入し、さらに被害が拡大してしまいます。水分の浸透や吸水を防ぐには、外壁タイルに撥水加工をする必要があります。浸透性吸水防止剤を使用することで、タイル目地からの水の侵入を防ぐことができます。浸透性吸水防止剤には超耐久性という特徴があり、吸水防止効果が長期にわたって発揮されるのです。

水滴

外壁タイルの汚れをガード!光触媒塗装の魅力

そもそも光触媒とは

光触媒は葉緑体や酸化チタンなどの太陽の光に反応する物質の総称で、酸化チタンを外壁塗料として利用したものを光触媒塗料と言います。光触媒に紫外線が当たると、化学反応により外壁の汚れを酸化分解してくれます。

光に当たる外壁

親水現象

光触媒塗料で塗装した外壁は親水現象を引き起こします。親水現象は撥水現象の逆の現象です。撥水のように水をはじくのではなく、水が膜の状態になり物質の表面に広がります。光触媒で加工された面に雨水が当たると、水滴と外壁の接触面が限りなく0度に近くなり、超親水状態となります。そして、雨水が膜となり外壁の表面になじみ、外壁に付着しているほこりやチリ・油分などの汚れを浮かして洗い流してくれるのです。

酸化分解反応

酸化チタンなどの光触媒に太陽の紫外線があたると、光触媒の表面に活性酸素が発生します。この活性酸素には酸化分解力があり、外壁の汚れやカビなどの有機物を酸化分解してくれます。頑固な汚れもこびりつかないので、雨が降ると簡単に流れていきます。つまり、光触媒による酸化分解反応で分解された汚れは雨が降った時の親水現象で洗い流されるので、外壁を綺麗な状態で保つことができるということです。

美しさを保つ驚きの効果

家の外壁のメンテナンスは面倒ですよね。こびりついた頑固な汚れは、ちょっとやそっとの掃除では綺麗に落とすことができません。最終的には外壁塗装会社に来てもらって、メンテナンスをしてもらわなければならないかもしれません。そうなると費用もかかるので、できれば自分でなんとかメンテナンスしておきたいところです。ですが、叶うのであれば外壁の汚れが勝手に落ちてくれたら楽だなと思いませんか?その願いを叶えてくれるのが光触媒作用によるセルフクリーニング効果です。親水現象で水の膜ができることで外壁に汚れがつきにくくなります。たとえ汚れがついたとしても光触媒の分解力と親水現象の組み合わせで雨が降った時に汚れを洗い流すことができ、いつまでも美しい外観を維持できます。

水色の壁

シーリング目地を綺麗に保つ!オススメのノンブリードシーリング材

主なシーリング材の種類

シリコン系シーリング

耐久性に優れており、価格もリーズナブルなのでホームセンターなどで気軽に購入できます。耐水性と耐熱性を持ち合わせているので、浴室やキッチンといった水回りや内装のタイル目地に使用されることが多いです。

変性シリコン系シーリング

一般的に外壁のひび割れの補修や内外装の目地に使用されます。ホームセンターで購入可能ですが、価格はシリコン系に比べて少し高めです。このシーリング材は塗装後の汚染が少ないというメリットがあります。

ウレタン系シーリング

高い耐久性で、硬化するとゴムのような弾力性があるのが特徴です。このシーリング材もひび割れの修復に使用されます。ただし、紫外線に弱い性質があるため露出目地には使用できません。シリコン系シーリング材との併用も不可です。

アクリル系シーリング

ウレタン系シーリングと同様、硬化すると弾性体になります。水回りなどの湿りやすい箇所にも使用することができます。ただし、耐久性はあまり高くありません。そのためリフォームで使われることは少ないです。

汚れを防ぐ目的なら、ノンブリードシーリング材がオススメ

一軒家

厄介なブリードを防ぐシーリング材

家の外壁を綺麗に保っておきたいのであれば、ブリードに注意しておきましょう。ブリードとはシーリング材に含まれている可塑剤がにじみ出て、塗膜がベタベタしてしまう現象のことを言います。ブリードが原因で塗膜の表面にほこりやチリなどの汚れが付着しやすくなり、目地が黒ずんでしまうこともあります。最近ではブリードが起こりにくいようになっているノンブリードのシーリング材が登場し注目されています。

ノンブリードシーリング材と合わせたい!ブリード抑制プライマー

ブリードになるとせっかく綺麗に塗装した外壁にほこりやチリが付着し汚くなってしまいます。家の外観が悪くなるだけでなく、耐久性も悪くなってしまうのです。ブリードを防ぐにはシーリング材に含まれている可塑剤が塗膜ににじみ出ないように予防をすることが重要です。ノンブリードタイプのシーリング材もありますが、専用のプライマーを使用する方法もあります。塗装する前に、シーリング材の上に可塑剤移行を防止する専用のプライマーを塗装した後に上塗りをすれば、可塑剤が塗膜ににじみ出るのを防ぐことができます。